長崎県平戸幸漁丸さんにアングリングの取材で釣行してきました。なんでも大型ヒラマサが狙える日本でも数少ないフィールドということを耳にしていただけに期待度は最高潮に達し、もう羽田空港からやる気マンマンのスタートとなりました。今回の釣行をコーディネートしてくださったのは、名古屋在住のシマノモニターであり、クラブビッグワンズの浅井淘太さん。彼はこの地に「何度も通い、そしてこの地でテクニックを磨いてきた」という。「ハイレベルな九州ジギンガーから学ぶものは多い」と京都の永井誠一師匠にも言われたので以前から一度は来たいフィールドのひとつであった。そしてこの4月やっとそのチャンスに恵まれ、平戸へと向かうことになったのだ。ここ九州福岡空港で私たちはザウルスの営業車ではるか二時間半車中の旅で平戸へと到着。宿に夜九時過ぎに入り翌日は朝5時半に起床。そこから30分弱、峠の道を抜け港へ。 幸漁丸は平戸、いや北九州でも人気の船だけにこの日もすでに乗船客が待ち構えていた。ロッドポストにはロッドが立てられ、場所取りがされており、乗船前からこの船の人気が十二分に伝わってくるのであった。私たちも荷物を車に載せ、タックルをセッティングしていると、岩崎船長が軽トラックでやってきた。「おはようございます」の挨拶と同時にすぐに係留してあったロープを解き、さっそく出港。一時間も走らないところからのスタートフィッシングだ。 私は「ご当地フィッシング」をなんとか自分のモノにしようと必死。ワンジャークを繰り返す地元アングラーのタイミングをぬすみ見て、一生懸命に真似てみる。しかしそのアクションにロッドを曲げるのは、やはり地元アングラーである。悔しい。一人イライラしているのだが表情には出さないように気をつける。ただただそのキモを盗むために今回はひたすら真似てみる。私の横でしゃくっていた九州営業所の森下氏に強烈なバイト!グングン、グイグイとロッドを曲げる。 「こりゃすげえ!やられた...」そう思った。うらやましいし、口惜しいし、複雑な気分。実際にファイとしている彼を見ていて、がぜんやる気が沸いてきた。、横でネットに入った魚は11.5kgのヒラマサ。幸漁丸では「まぁよかったね」サイズであるが、このサイズを見慣れない私にとってはうあらやましい限りであった。 その後下山君にもバイトがあるが、こちらはプツンっとラインを飛ばされる始末。あー、どうしたことやら。そうこうしてるうちに夕方となり、本日は終了となる。その夜宿では大好きなはずのアルコールも本当に少ししか飲まず、翌日に備えた。しかし.... 前日と同様に朝5時半に目を覚ますと、風が窓ガラスをたたく音がする。かなりの強風である。やばい!そう思った。それでもタックルを車に積み込み、すぐに港へと向かった。よこなぐりの雨に白波が立つ。ホンキでやばい。軽トラックでやってきた岩崎船長から本日の中止を言い渡される。あーあ終わった。10kgオーバーのヒラマサは、次回はいつ狙いにこれるのか?そんなくやしさを来年の春まで背負わされる釣行であった。(2002.4.13〜16) TOP |