学生時代からの同期の友人今仲公彦君,それから新潟の釣具店「釣り具のトミー」をやっている富所宏幸君が,「ここフィジーに残りたい!」と言い出した。ツアーに同行した日本交通観光の麻生君は大慌て。大至急チケットを手配し,めでたく(??)僕と一緒に残留決定となったのである。そんなことがありまして,フィジー後半戦のスタートだ。
後半もヤサワ諸島方面に釣行予定です。前半と同じ釣果では芸がないので,僕なりにかなり悩んでいたのです。しかしテクニックでこれをカバーすることが出来るわけでもなく,あとは運を天に任すのみ!といったところ...うーむ。そんな気持ちで釣りビジョンの高野ディレクター,今仲君,富所君そして私をのせていざ就航となる。
ゲームに関しては釣りビジョンで是非ご覧下さい。下手くそぶりが,ホンキで炸裂しています。ここでは釣行の間の時間を私がどう過ごしているのか?なんていう話しに少し触れてみたい。
今回のツアーの中一日は丸々釣行がなく,街中の撮影用にとってありました。ナンディ空港,市街などでブラブラとカルーくショッピング。今仲君とそして軽く食事と思ったら,今仲君,富所君の異常な食欲につられ、ついマクドナルドでハンバーガーを暴食。マクドナルドを出ると,彼らはすぐ「ホテルに帰る」と言い出した。私は「フィジーのクワガタを見つけよう」と大きな木の周囲を回り始め,少しでも興味をこちらに向かせようと必死に頑張った。がしかし二人とも暑さでもう限界になっているようで,私一人を残し,タクシーを飛ばしてホテルへと帰ってしまったのでした。
さて私はというと,趣味のカメラで花や街をパチパチとやりながら,のんびりお散歩。その後いい運動とばかりに走り,汗は滝のように額から流れおち,そしてホテルへと帰還。
そして夕方高野ディレクターが街中の撮影を終え,ホテルに戻られたので,またジムさんの待つBaタウンへと戻っていった。そして後半ゲームのスタート。
といっても相変わらずジムさんは朝4時に我々を起こし,朝食をしっかり食べさせ,朝から満腹状態で出船となる。
沖の環礁を攻めたが、水温の上がりすぎか今一つ低活性。前半のツアーラストでキャッチできた例のポイント,まるで沖縄の空港前と同じ雰囲気のところへと再び船を進めてもらう。潮はガンガンに流れ,魚の気配はプンプン匂っている。
ただし沈み根が多いためパワーファイトオンリーでは,対応不可能。ポイントのストラクチャーを読み,魚の動きを計算し,キャストの前にシミュレーションする事が,要求されるポイントだ。こういった思考のあとにキャッチできたときこそ,このゲームの楽しさを満喫できる。釣れた魚と,こういった過程の結果キャッチできた,釣った魚との違い。今回のフィジーではこんなことが頭に浮かんだ。
嬉しかった。もっともっと学びたい。また必ず行きたい。そんなことを感じたフィールドであった。
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